GD中期(涙目)<市販車>
GD中期(涙目)<市販車>
<市販車>
2002年11月、GD型登場から2年で最初のビックマイナーチェンジを迎え、中期型となるアプライドCへ。エクステリアは一般的に不評であった丸目のフロントマスクを一新し、通称涙目と呼ばれるタイプになった。リアウイングもこのモデルからWRカーイメージの大型タイプに変更された。エンジンはツインスクロールターボや等長エキマニを採用したことにより、トルクとレスポンスが向上。最大トルクは40.2kg・mとなる。ただ、この等長エキマニの影響で性能は向上したものの、これまでのボクサーサウンドが無くなって寂しがるファンも少なくなかった。ちなみにこの年式からワゴンボディのSTiモデルが消滅した。
2003年9月よりアプライドDとなるが、WRX STi系に大きな変更は無かった。続く2004年6月にアプライドEとなるが、この年次改良では数多くの変更点があった。タイヤサイズが225から235サイズ、ホイールのリム幅が7.5Jから8Jにとなったことにより、リアフェンダーの形状まで変更。PCDも100からより一般的な114.3となる。サスペンションアームの一部やトランクをアルミ化して軽量化も進んだ。車両床下にはアンダーパネルを追加し空力性能も向上している。