今回のチューニングカーパーツ・冷却系
トラスト オイルクーラー
たまに書いているパーツ解説コラムでございます
今回はオイルクーラーについてWEB担当から質問をされたのでその話をしてみようかと思います
質問内容は純正でオイルクーラーがついている車(FD3S)とついていない車(S14)があるのはなんでですかというものでした
答えは必要な車と必要でない車が存在するからですね
まず一般的にオイルクーラーとは何ぞやというところですが画像を見ながら想像して欲しいのですがエンジン内部をめぐっているオイルをホースによってオイルクーラーに移動させ風を当てて冷やしてまた戻してあげるというものです。
用はインタークーラーやラジエターと同じように走行風や外気温で冷やしてあげようというものです
オイルを冷やすことによりエンジン内部を適切な状態に保つ手助けをするわけです
エンジンオイルの役割はエンジン内部の金属に被膜を作り金属の摩耗を避けることやエンジン内部をきれいに保つこと、エンジンを冷やすことなどとても大切な役割があります
この辺はオイルメーカーのHPをみてくださると助かります
エンジンオイルには適切な温度というものがあり高温になってしまうと役割を果たすことができなくなってしまうことがあります。
ということでオイルの温度管理は重要なんですね
話を戻します
なんでオイルクーラーがついている車(FD)とついてない車(S14)があるのかというと通常走行やちょっと走るレベルの普通の車では基本的にオイルクーラーが必要になるレベルで油温が高くなることは少ないんですがFD3Sのロータリーは熱くなるので純正でついています
FD3Sのロータリーエンジンというのは非常に優秀な面もありますが熱を持ちやすいという一面もあります
これは非常に説明したいのですが思い入れがありすぎて未来に向けての話までしたいという思いがあるのでちょっとここでは書ききれません
この思いは営業部の林と岩田にぶつけておきますので二人に聞いてください
ちなみにシルビアあたりで油温がオイルの想定温度をサクッと越えてくるシーンを想定しますとサーキットや峠で走るレベルくらいでしょうか
なかなか一般道で走っているレベルではガツンと超えてはきませんので町乗りのユーザーには必要ありません
むしろ一般道でそんな油温になったとしたら公道でやってはいけないドリフトやら危険走行のし過ぎです
他人や地域に迷惑をかけないように安全を確保できる場所で楽しみましょう(昔の自分を殴ってやりたいです)
もしくは故障が考えられますので早急にピットにご連絡ください
まとめますと必要な車と必要でない車があり必要な車は油温が上がりやすい設計でない車は比較すると上がりずらい車であるというだけです
スポーツ走行をする場合は油温を管理するのはとても大切なことなので油温計でしっかりチェックして必要であればオイルクーラーをつけて安全に楽しんでください
ロータリーエンジンについてとエンジンオイルについていつか書きたいのですがWEB担当にひかれてしまうので悩んでいます