
今回のチューニングカーパーツ・追加メーター
HKS 排気温度計
あまり一般的ではない排気温度計ですが非常に重要なメーターでございます。
排気温度ってなんで知りたいのかというと主に燃焼効率を見たかったりそこからセッティングを出すのに必要なのですが今回はリスク的な話の角度から排気温度が一定以上に上がるとどうなるのかを考えて書いていきましょう。
排気温度が上がりすぎるとその先にあるのはエンジンブローです。
燃焼室内の燃焼異常があると排気温度が上がってきます。(なんで上がるかについては機会があったらまた書きます)
燃焼室内の温度を下げるのはブロック側のジェットと燃焼室に吹きかけられる燃料があります。
燃料の量が少なくて異常燃焼を起こしている場合やジェットの不調でオイルが出ずにピストンが冷えずブローすることもあります。
どうですか?排気温度計が今すぐほしくなったでしょう?
ちなみにジェットでオイルを出してピストンの裏を冷やしていることを知らないお客様がいらっしゃいました。
知らないことは罪ではありません。誰にでもあることです。このお客様のいいところはその知識を得てからオイル交換の意識が向上したことと、オイルのドレインにマグネットがついているものに交換したところです。
ジェットの役割を知ってからその先のジェットつま詰まりを意識し始めた思考能力に感心しました。
知識を得ただけで終わらないのがチューニングのその先なんですね
スマイルワークス 工場長