今回のチューニングカーパーツ・追加メーター
HKS 排気温度計
あまり一般的ではない排気温度計ですが非常に重要なメーターでございます。
排気温度ってなんで知りたいのかというと主に燃焼効率を見たかったりそこからセッティングを出すのに必要なのですが今回はリスク的な話の角度から排気温度が一定以上に上がるとどうなるのかを考えて書いていきましょう。
排気温度が上がりすぎるとその先にあるのはエンジンブローです。
燃焼室内の燃焼異常があると排気温度が上がってきます。(なんで上がるかについては機会があったらまた書きます)
燃焼室内の温度を下げるのはブロック側のジェットと燃焼室に吹きかけられる燃料があります。
燃料の量が少なくて異常燃焼を起こしている場合やジェットの不調でオイルが出ずにピストンが冷えずブローすることもあります。
どうですか?排気温度計が今すぐほしくなったでしょう?
ちなみにジェットでオイルを出してピストンの裏を冷やしていることを知らないお客様がいらっしゃいました。
知らないことは罪ではありません。誰にでもあることです。このお客様のいいところはその知識を得てからオイル交換の意識が向上したことと、オイルのドレインにマグネットがついているものに交換したところです。
ジェットの役割を知ってからその先のジェットつま詰まりを意識し始めた思考能力に感心しました。
知識を得ただけで終わらないのがチューニングのその先なんですね
スマイルワークス 工場長
今回のチューニングカーパーツ・外装系
FRPエアロボンネット詳細不明
RX-7・FD3S 使用
たまに書かれるパーツ解説のコーナーです
今回はFRPボンネットのところに追記ですので軽量化のお話にいたしましょう
軽量化、とても大切ですね
車を速くするのに手っ取り早いのが軽量化です
軽くなればなるほど車を移動させるために必要な力が少なくなります
これはとても大事ですね
ブースト上げてタービン交換してセッティング出してなんてする前に余計なものを外してしまえばとりあえず早くなります。
また重量が軽くなるということは操作性も向上します
重たいものを左右に振り回すより軽いもののほうが簡単に振り回せると思いますがそれと一緒で足回りに負担がかかりませんので動かしやすいです
トラクションの話は置いといてくださいね
軽量化をするにはいろいろなやり方がありますが簡単なものでリアシートを外したり内張を外したりとできますが快適性も失われてしまいますね
走りに全部りっすってあなたはシート外しと内装どんがら、アンダーコートも外しちゃうんでしょう
ついでにサーキット専用ですなんて日にはエアコンも取っ払ってしまう猛者もいたりします
今の日本の暑さを考えたら危険ですので体を大切にしてください(笑)
FRPやカーボンパーツが出そろった車種はそちらに交換するのもいいですね
ボンネットを交換すると5キロ以上軽量化が図れるものもあります
強度に関しては下がってしまうのでメーカーHPをみてしっかり検討する必要性がありますね
ボンネットを選ぶ際にダクトなどが開いていて空気抵抗とエンジンルーム内の温度を意識しているものもあるのでこれも検討材料です
ただ厳密には車検に通らないものもありますので自分の車が行動しようかどうかもちゃんと考えて検討しましょう
こんな感じで書きましたが重量の軽量化で最も効果があるのはバネ下重量だというのもあるのでそれもどこかで時間をみて書きたいと思います
営業部の人間がよく知らないメーカーのエアロパーツ装着車両が入庫するとダクトや形状の意味をみんなで話しているのを見ます
聞き耳を立てていると面白いのでこっそり聞いています
実際に聞くかどうかはノーマルと比較しないといけないので何とも言えませんが考えるというのはとてもいいことですね
サーキットを攻めていた車が入庫するとちょっとした工夫が面白かったりしますのでメンテナンス含めて見るのがとても楽しみです
入庫お待ちしております